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熊野彩るサイン屋です-世界遺産のまち和歌山県新宮市にて職人募集/株式会社アドホック/和歌山県新宮市

「熊野地方を彩るサイン屋です」

バックパッカーにとって熊野古道への玄関口にあたるJR新宮駅前のワイドサイン、車中のナビゲーションサイン、はたまた古道内に設置されたスタンプ台。

市街地から山間部まで。紀伊半島で幅広くサインを手がける、株式会社アドホック。代表の喜多(きた)さんが自身で始めた会社だ。

喜多さんは、この技術を継いでいきたいと考えている。

今回は経験者の応募も、未経験者向けの仕事体験も募集する。

<この仕事を紹介したいと思った理由>

きっかけは、喜多さんのはたらく姿が楽しそうだったから。

まずは、一から十までつくる製作のやりがい。

一にあたるのが、サインの構成。パソコン上で、文字組みやサイズを考えていく。お客さんと打ち合わせを重ね、レイアウトが決まるとプリンターで出力。

次に、サインボードを製作。素材はさまざま。節なしのヒノキ材をカッティングすることも、ステンレスの焼き付け加工、4メートルの自立型サインで鉄材の溶接も行う。

そして、十にあたるサイン設置。業者さんに依頼し現場監督を務めることも、専門技術が必要な場合は、自身で設置することも。

もう一つの理由は、働きやすい職場をつくろうとしているから。

一緒にはたらく人には、自身の価値観を大切にしてほしいと考えている。家族第一で定時をきっちり働くもよし。1年間みっちり働いた上で、次に進むも、会社を継ぐもよし。

「幸せの形は人それぞれだと思うんです」

「男女共働きが当たり前の時代ですが、地方都市でははたらきかたの選択肢がまだまだ少ない。たとえば、女性にとって一定の収入を得つつ、やりたい仕事に就ける環境は少ない。アドホックは小さい会社ですけれども、その一旦を担いたい。当然産休を取得したスタッフもいますし、またはたらきたくなったら、戻っておいでと伝えています」

<はたらく人の声>

亀井亜紀さん(26)は、子育てをしながらこの仕事に就いている。現在は月〜金の週5日勤めている。


機材は、溶剤プリンターの最高峰EPSONのSC-S80650。

手がけるのは、主にポスターの製作。

渉外の窓口は、代表の喜多さんが主に務めつつ。亀井さん自らお客さんと直接やりとりをする機会も。

30年営んでいるだけあって、「人の紹介で」「ホームページを見て」と飛び込みでアドホックの事務所を訪れるお客さんもいる。

「飲食店をはじめるので、看板をお願いしたいんやけど」「このあいだの台風で、駐車場の看板が外れてしまって」。

まずはお客さんに現場の写真をいただく。その上でサインのサイズや用紙の種類を考えていく。文字を組む際は、やたらとフォントを大きくしたらよいわけじゃない。余白の大切さも、教わった。

ところで、亀井さんははたらき始めてまだ6ヶ月。前職は居酒屋の店員と畑違い。プリンターもラミネーターも、触ったことがなかった。イラストレーターで、レイアウトを組むのもはじめて。

慣れた手つきに見えるけれど、「覚えるのがむずかしくて」と笑う。

「自分で構成して、お客さんに見てもらって、修正を経て、プリント。それを喜多さんがボードに貼り、お店を彩る。達成感がありますよね。これ、自分でつくったんやと」

帰宅して、子どもが寝静まった夜。Facebookのタイムライン上に「看板つきました」というお客さんの投稿が流れてくる。日中車を運転しながら、「浮き文字や」とか「用紙は塩ビの反射シートかな?」とついサインが気になる。

「応募の時は、サインには興味もなかったんです。仕事を探してて、条件が合ったから、たまたまだったんですね。専門知識もなかったし、最初は『こんなんようするかな』と思っていたんですけど。一つずつわかってきました」

「今までやったら絶対出会わんかったやろうなぁ、という人と話したり。絶対気づかんかったやろうなぁ、ということを知ったり。楽しいです」

<最後に>

アドホックの仕事は、年々広がりを見せつつある。仕事の実績が信用を生み、次の依頼にむすびつく。近年では、サイン製作の仕事に収まらない。お寺や港でのプロジェクタ投影を行うことも。また2018年の春には、熊野地方で夜桜のライトアップも控えている。

喜多さんがこの仕事をはじめたのは20代の頃。大阪へ出て、紙面制作の仕事を経て、サインをつくる仕事に出会った。自分でモノをつくり、形になっていくことに手応えを感じた。

「この仕事はね、まちに必ず残っていく仕事です」

「だからこそ、人に工芸技術を継承していきたい。しっかりやれば1年間で、お客さんとの交渉から印刷、シール貼り、溶接まで技術が身につきます。その先は、自分次第。昨年は新宮市出身の人が技術を身につけたのち、一度チャレンジをしたいと東京へ行きました。もちろん長く働きたい人も、会社を継ぐ人も歓迎。熊野を彩りませんか」

最後まで読んでくれてありがとう。

<募集要項>

株式会社アドホック
募集職種サイン製作
給与月給170,000〜240,000円
未経験の方は170,000円からのスタート/経験者や中型免許資格保有者は応相談となります。
 福利厚生社会保険(健康保険・厚生年金)、雇用保険、公務災害、退職金制度あり、育児休業あり
仕事内容・熊野の地を中心とした官公庁および企業さまからのサイン/シール製作
・サイン設置(希望者には、ユニッククレーンや小型ユンボを用いた作業も行なっていただきます)
勤務地和歌山県新宮市三輪崎1147
勤務時間8:30〜17:30(12:00〜13:00)
月10時間程度の残業あり/残業代を別途支給いたします
休日休暇年間104日=日曜休み+隔週土曜日休み 有給休暇10日/年 お盆・年末年始休み(計10日間)
応募資格普通自動車運転免許(MT車が望ましい)
採用予定人数1名
応募の流れまずは下記よりご応募・問合せください

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