「やまいき市のこと」岩本寛生さん

ふるさとワーホリin奈良川上村の働く先の一つ「やまいき市」。ここではどんな仕事をするのでしょうか。

6月9日、13時に川上村迫集落へ到着すると、村役場近くの駐車場で採れたて野菜が並ぶ「やまいき市」が開かれていました。

この日のラインナップは豆、カラフルな人参、山椒、そしてレタスなど。

「朝8時に高原・中奥集落へ野菜を集めてきたばかりです」とやまいき市を切り盛りする岩本寛生さん。

岩本さんは、山口県萩市の出身。20159月に川上村へやってくると、地域おこし協力隊の活動として、やまいき市に関わりはじめました。金曜日は、吉野川を下り、和歌山市へ仕入れに向かいます。そして日曜日は、毎朝8時に野菜を集め、9時30分にオープン。夕方には、再びおばあちゃんたちの元へ、売れ残った野菜を返却する。そんな3年間を過ごしたそう。

2018年3月に地域おこし協力隊の任期が終了後も、岩本さんはやまいき市を続けることに。その理由を聞いてみる。「やまいき市が、おばあちゃんたちの生活のリズムになっていたんです。野菜を作ること、出荷すること、夕方に僕らと話すこと」

ふるさとワーホリ参加者のみなさんには、野菜の販売を一緒にしてもらう予定です。興味があれば集荷、そして返品も一緒にしましょう。

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