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和歌山にて季節労働!FROMFARMプレゼンツの「蜜柑援農」/和歌山県海南市下津町

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<蜜柑援農>

ハーフパンツと金髪。そんな二人にみかん畑で出会った。

海南市下津町の菊農家の長男に生まれ、家業を継ぐ中で、農家の現状に直面。2016年より「蜜柑援農(みかんえんのう)」の事務局をはじめたFROMFARMの大谷幸司さん。

アパレルショップ勤務を経て、2016年に「蜜柑援農」へ参加。みかん農家へ就農した久保元人(げんと)くん。大阪府枚方市の出身です。

この秋、彼らと「蜜柑援農」をはじめませんか。

みかん農家にとっては、1年間の通信簿ともいえる収穫。その時間を、畑で農家とともに過ごします。仕事はなかなかハード。終盤を迎える12月には、農家も援農者もみんなもう、クタクタ。けれども、毎年訪れる人もいます。「27年間生きてきた中で、他にはない濃密な時間を過ごしました」と元人くん。

「会社をやめた、とか。何かはじめたい。環境を変えたい。『今動ける!』とタイミングが合ったら、応募してみて」と2人。

<募集要項>

募集職種シーズンワーカー(アルバイト)
給与①日給8,500円②日給9,500円
福利厚生空家を活用したシェアハウス(家賃は月20,000円)での生活
仕事内容①ミカン収穫、運び、袋かけ
②ミカン収穫、袋かけ
勤務時間7:00~17:00(うち休憩約1.5~2時間)
休日休暇雨天時
採用人数最大全19名
応募フローまずはメールを!

<蜜柑援農の1月>

では、蜜柑援農の一月とはどんなものか。現場を見なければわからない。そこで、海南市下津町を訪ねてきました。

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待ち合わせて、軽トラに乗りこむ。山道を進みながら、大谷さん。

「蜜柑援農は2014年に7軒の農家さんからはじまりました。『うちにも来てほしい』と声をかけられることが増えて… 求められていることを感じますね」

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大谷さんの軽トラックが止まる。そこで迎えてくれたのは、みかん農家の東本光弘(ひがしもと みつひろ)さん。2005年に大阪からUターン。蜜柑援農には、2014年の立上げから関わっている。

案内されたのは、木箱が並ぶみかん蔵。

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「下津町は、蔵出しみかんの産地として知られる。12月までに収穫したみかんを、蔵に貯蔵。酸味がとれ、まろやかな味のみかんを、1月から3月にかけて出荷していくんだよ」

続けて、東本さんのみかん畑へ向かう。

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みかん畑からは、30万人が暮らす和歌山の市街地、そして海にぽっかり浮かぶ淡路島が見渡せる。ここで、元人くん・大谷さん・東本さんの3人に話を聞いた。

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image043「東本家は収穫するのが俺一人なんよ。子どももまだ小さいし。みかんは1個1個手で収穫せなあかんから。収穫に来てもうたら、それはもうありがたいよ」

現在市坪(いちつぼ)地区では、東本さんをふくめ7軒の農家が受入れをしている。

「記事を読む人は『農家ってどんな人たちだ?』と思うだろうけど… みんなクセのないおっちゃんらだしね。周りの農家にも言うてるんや。援農で来てくれた子らを、みかん獲りの単なる“手”として扱うのはやめてよ。来てもうたら家族の一員やと思ってよ

ここで、2016年に蜜柑援農を体験した元人くん。

image041「農家さんから自分とこで獲れた白菜、大根。『持ってかえり… 』言うてもらいましたね。それでみんな鍋にしたり。イノシシの肉を食べたのも、生まれてはじめて(ここ、久保さん自身の体験談ではないのですが、『参加者が体験するであろうこと』として書かせてもらいました)。それから、援農者は各農家さんからみかんをもらって帰るんです。みんなで食べくらべると、1軒1軒、味が違うんですよ」

元人くんは、下津町へ来る直前までアパレルのショップで働いていた。

image041「ずっと販売をしていたんです。やめて2日後には『こっち来れる?』と聞かれて。『早っ!』と思いつつ、はじめて加茂郷駅で降りて。『めっちゃいなかやん』と思いました(笑)。でも自分が経験したいと思っていた感じだったんですよ」

-実際にやってみてどうだった?

image041「蜜柑援農の3ヶ月は濃かったです。社会人になってからの数年の中でも。忘れへん。未体験というのが強いと思うんですよね。農業、共同生活、いなかぐらし、ぜんぶ。未経験で、させてもらえたんで」

-以前の生活と違うことは?

image041「何もかも。別物すぎて比べられない(笑)。たとえば仕事は17時まで。世の中的には早いほうだと思うんですけど、体動かしたらおなかすく度合いがもう全然違うから。15時にはおなか鳴りはじめて。なんやったらもう飯のことしか考えてない、ぐらい」

image041「まぁ初対面同士が7、8人住むって最初はストレスもすごくて。でも、慣れてきたらすごい楽しいんですね。毎日の晩酌、ふつうにしゃべってるだけで。『今日は彼がご飯つくってくれるから、自分は片づけしよう』とか。そういうの、実家でも一人暮らしでも、ないと思うんですよ」

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収穫の期間は、下津町市坪地区にある3軒の空家をシェアハウスとして借り受ける。1つのシェアハウスにつき4人〜7人が共同生活。調理器具、食器、冷蔵庫、洗濯機などは農家が用意。食費、生活消耗品費は参加者が調達。

ここでFROM FARMの大谷さん。

image039「今年は、俺と元人がサポートする点が大きいと思うんです。ちなみに元人は、去年苦労したこととかある?」

image041「2016年は、車を持っている援農者がいなかったんですよ。それで、買いものに苦労した。僕は駅まで1時間かけて歩いたりしましたね。まぁ、そんなことするのは僕だけでしたけど(笑)。」

すると、農家の東本さん。

image043「今年は、車を準備しようと思って。買いものも、困らないと思うよ!」

image041「あと、休みは雨の日なんです。元気なうちはみんなで温泉巡りしました。炭酸泉の花山温泉とか。(ここ、久保さん自身の体験談ではないのですが、『参加者が体験するであろうこと』として書かせてもらいました)でも12月後半はもうクタクタで。ひたすら寝てる人もいました。あとは、援農が終わってから、ゲストハウスに泊まって和歌山市内を観光する人もいたのかな」

-そういえば、元人くんはどうして蜜柑援農に参加を?

image041「うまいことタイミングが合ったんです。ちょうどアパレルの仕事やめて。共同生活も興味があったし、いなかぐらしも、農業自体も興味があったし。農業の仕事を探してたんですけど、大阪でやるとなったら、営業がメインで。一から生産に携わりたかったんです。援農は長くても3ヶ月と決まっていたので、チャレンジしてみるつもりで。だから、めっちゃ熱意をもってきたわけでもなくて。で、基本は1組の農家さんとこに入るんですね」

image041「畑で一服してるときに、農家さんから『1年という区切りで見てみいへんか』と声をかけていただいて。11月15日だったかな。その3日後には『やります』って答えました。せっかく言ってもらったし、やってみようかと思ったんです」

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-そういうこともあるんですね。

image043「今は農業したいという子もおるけれど、外から来て、継いでくれるのは一つの方法だと思う。畑と機械を揃えるところからは、とてもはじめられないし。一方で、跡継ぎのいない農地も出てきている。もう、農家は自分ところだけで考える時代ではないと思うんだよな」

image043「みかん農家はこの先減っていくよ。ぼくが12年前に戻ってきたとき、日本国内の生産量が年間100万t。今は60万t。だからこそ、これから面白いと思うんや!」

image043「ぼくがやりはじめたときは、平均単価が無茶苦茶安かって。今の半値。これからはほんとうに食べたい人へ、ちゃんとした値段で届けていけると思う」

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「やってみると農家っておもろいよ。毎年春なったら蕾(つぼみ)出て、花咲いて… なんもないところからみかん成ってくる。まずは現場を見てよ」

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(写真と文:大越元)