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和歌山県で「はたらきやすい土木の現場をつくる」田中建設/施工管理・土木職人/和歌山県新宮市/前編

世界で唯一、川の参詣道として世界遺産認定されている熊野川。 2016 年7月7日。七夕を迎えると、熊野速玉大社沿いの川原(か わら)には、願いごとの書かれた短冊(たんざく)片手に、家族や中高生が集まってきました。

「この河原は、2011年8月の紀伊半島豪雨災害で、姿を大きく変えたんです。3日3晩雨が降り続き、川の水が住宅街へ浸水した んです」
当時 28 歳だった田中研次さん。家業の田中建設を継ぐため新 宮へと戻ってきた人です。

災害直後は、TEC-FORCE(テックフォース)と呼ばれる災害 対応のスペシャリストが全国から出動。その調査分析をもとに、 ライフライン復旧にほん走したのが、地元の建設会社でした。 浸水地域の緊急排水、土砂崩れで壊れた道路の整備。そして 現在もなお、護岸工事などを行っています。まちのライフライ ンを支える土木の仕事。それは、災害復旧に限りません。田中 建設の仕事を一部紹介すると「那智勝浦新宮道路の橋脚(一部) 建設」。それから新宮市内の地中に埋められた水道管の更新、道路脇の側溝設置。

田中さんの話を聞くなかで、地味ではあるけれど、この地域で生きていく上で、必要とされる仕事だと思うようになりました。

土木の現場は、実は今、現場は大きく変わりつつあります。これまで現場でちく 積されてきた技術の継承とともに、ドローンや3D をもちいた技術 の更新がはじまっています。 田中さんは「まずは僕らの仕事を知ってほしいです」と話す。 現在 19 人が働き、世代交代期に差しかかっている田中建設では、 現場監督と土木職人を募集します。出身者はもちろん、今回は新宮 を知らなかった人にこそ来てほしいです。

「『大都会を離れたいけれど、どこへ行ったらいいんだ?』そう思っ ている人に、人口2万 7000 人の新宮というまちを知ってほしい。 もしいいなと思ったら、田中建設での仕事が生活の土台を担えます 。資格、学歴、経験、出身地は問いません」

<募集要項>

法人名 田中建設株式会社
(代表:田中肇/資本金3,500万円/創業昭和32年10月1日 株式会社設立昭和42年10月18日)
募集職種 施工管理
雇用形態 正社員
給与 月給350,000円(勤務開始時です 昇給あります)
福利厚生 ・保険(健康保険、雇用保険、労災保険)
・建設業退職金制度加入
・出産祝いあり
仕事内容 ①施工管理:工事に関わる業務全般、書類作成、現場施工管理
②土木職人:土木作業全般
勤務地 和歌山県新宮市新宮4602−1/現場は和歌山県新宮市、東牟婁郡、三重県南部です
勤務時間 8:0017:30(休憩計2時間 昼1時間
休日休暇 基本は日曜休み(GW、夏期休暇、年末年始、慶弔休暇)
応募資格 ・35歳未満(長期勤務していただき、キャリア形成のため)
・普通自動車免許
・1級土木施工管理技士の資格をお持ちの方
採用予定人数 1名
応募の流れ まずは下記よりご応募・お問合せください

書類選考

面接

採用(試用期間3ヶ月あり)
従業員数 19名

contact

<田中建設・仕事紹介(前編)>

2017年1月、田中研次さんに話を聞きました。

まずは新宮市にある田中建設の事務所へ。続けて施工した現場も案内してもらいました。田中建設は、事業の90%が公共工事。これまで馴染みのなかった人にも、まずはその仕事を知ってほしいと考えている。

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そもそも、公共工事ってどのようにはじまるんですか?

公共工事と言っても、規模はさまざまです。工事の一部は、住民の要望からはじまります。「家の前の道路を広げてほしい」「側溝をあたらしくしてほしい」という声があがる。町内会で意見がまとめられて、市区町村に届けられます。公共工事として予算がつくと、入札が行われます。落札した業者が工事を請負っていきます。

仕事をする上で何を心がけていますか。

まず納期に遅れないこと、設計図通りに仕上げることですね。建造物はまちの景色となり、数十年先まで残るものです。材料は品質基準を満たしているか。一工程一工程、手を抜かずに行っているか。自分のオリジナリティや個性を出すというよりは、淡々と進める仕事と言えます。

今回募集するのは、現場監督と土木職人。

業者手配から工期管理までを行うのが、施工管理です。

施工管理の仕事は、何よりも“コミュニケーション”が大切です。現場がはじまると、まずはご近所へあいさつに回ります。現場周辺には、工事を望む方だけが住んでいるとは限らない。騒音や振動によって、生活に影響も出る。きちんと説明をしていきます。

工事開始後は、現場と役所の調整役です。たとえば、計画外の追加工事が必要になる場合があります。職人と話して「どんな追加工事なのか」「予算はどれくらい必要か」「工期に影響はあるか」を書類にまとめます。必要性が役所の担当者に伝わるよう、論理的に説明する場面も多い仕事なんです。

工期管理から図面チェック、調整役まで頭も気も配る仕事だと思いました。どんな人がいいですか。

2つのなりかたがあります。高校の土木科や大学の土木学部で基礎を学ぶ人と、現場で仕事を覚えていく人と。地頭はつかうんですが、学んだ経験はあるに越したことがない、というぐらいです。というのも、座学中心の学校と実務はずいぶん違うからです。

適正に応じて、土木職人から勉強をして、施工管理に進む人もいます。目指す人は、資格取得のための講座・旅費補助など支援もします。

それから土木施工管理技士の資格をとる人もいます。仕事の幅が広がるし、資格手当も出ます。一級の資格があると、この業界では、日本全国どこでも必要とされます。実は、移住向きの職種かもしれません(笑)。学生向けのインターンシップ受入れも、希望があれば受入れていきますよ。

施工管理と連携し、建造物をかたちにしていくのが土木職人です。たとえば、目の前の熊野川の川原。できあがれば景色ですが、一つひとつブロックを設置することの積み重ね。夏の暑い日も、冬の底冷えする日も毎日。気が遠くなるし、途中で投げ出したくなることもある(笑)。けれど、そうして地道に続けた結果なんです。完成したときはうれしいですね。向こう何十年残る景色になります。達成感も、開放感もある。

景色をつくるようで、追い求めるのはミリ単位なんですよ。ブロックを置くときは、水平器をもちいて一つずつ傾きを確かめます。コンクリートは、場所に合わせて塗りかたを変えていきます。この現場では“コテ手仕上げ”にくわえ、雨が降ったときなど、人が滑らないように“ほうきばき”も行いました。

写真を見てわかりますか?手前のコンクリートに筋が入っているのを。

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人それぞれ、仕事に期待するものがあると思います。たとえば「お金」「自己実現」「職場環境」「やりがい」。田中さんは、どうですか。

僕自身は「新宮」かなぁ。成長したら自然と働きたくなっていたし、ここで育ててもらったし、恩返しというか…

今回は、「新宮をはじめて知った」「ちょっと気になる」人からも思いきって連絡ほしいです。

大都会を離れたいけれど、行き場所がわからない。そんな人もいると思うんです。「農業をしたいわけでもないし。そこそこのまちがいいけど、どこへ行ったらいいんだ?」土木の経験がある人はもちろん、そうでない人も。新宮がその候補になったらいいし、住みたくなったら、田中建設が土台になれたらと思ってます。

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経験のない人でも大丈夫ですか。

もちろん。土木業界の印象って、30年前で止まっている気がするんです。『コワモテで入れ墨の人が働く仕事』とか。うちの職人さんたちに会ってほしい。口下手だけれど気の優しい人が多いです。

働きやすい職場をつくりたい。ずっと思ってるんです。「週休2日制にしたい」「女性社員の方に働いてほしい」「男性社員も育児休暇をとれるように」。なにより僕自身が、そうしたいですね(笑)。今の公共工事の状況を考えると、時間をかけて、少しずつだとは思いますが、変わっていきたい。

ここで日々仕事して、ご飯食べて、未来へバトンを渡してく。そういう仲間に会いたいです。

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(写真と文:大越元)

<新宮のこと、飲みながら聞きました。後編

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