
南伊勢暮らし(行事・祭り編)
南伊勢町の代表的な行事・祭りを紹介します。
弓引き神事(1〜3月)
正月は、南伊勢町内の各集落で神事が執り行われます。この地域でとくに有名な正月行事が弓引きです。
漁場を中心とした代表的な行事で、集落の代表者が弓を引いて的に当たるかどうかで一年の吉凶を占います。ただし、集落によって作法や意味合いは大きく異なります。
贄浦(にえうら)

集落内の八柱神社にて。

厄年を迎える3人が代表者。

「荒見役」によって、かつてのボラ網漁の再現も行われる。

帰省した人々で、集落は一層賑わう。

弓引きの一等賞!
阿曽浦(あそうら)

阿曽神社にて。

弓引きは前浜にて。

阿曽浦では、成人した男性が代表者。

弓引きを見に、家から出てくる人々。

最後は厄年の人による餅まき。
古和浦(こわうら)

八幡神社にて。

古和浦は当番制。

伊勢海老の他に、ナマコや鯛などその土地の海産物を納める。
獅子舞(1〜3月)
獅子舞もまた、正月行事として行われることが多いもの。厄払いなどの意味合いがありますが、弓引きと同じく集落によって大きく異なります。
船越(ふなこし)

船越集落内を練り歩きます。

よいよい飛び。
奈屋浦(なやうら)

舞姫の舞

保育園児による七福神のコスプレ。
東宮(とうぐう)※舞姫
虫送り
オイヤレ祭とも言われていて、梅雨のジメジメとした時期に疫病などを「追いやる」意味合いがあります。
大江
盆踊り
南伊勢町は各集落で盆踊りが行われます。
とくに泉集落の火振り神事が有名です。

阿曽浦・浦地区

阿曽浦・浦地区 送り火

贄浦 送り火

道方・盆踊り

神前浦 地蔵盆

村山 地蔵盆
次回は浅間祭を中心に紹介します!