田舎の日常を旅する「御浜Blues」を動かそう。ツーリズムみはまの仲間探しです。
概要
三重県御浜(みはま)町で、田舎の日常から生まれる旅「御浜Blues」が始まっている。
移住者やこの町で暮らしてきた人たちみんなで、まちにうねりを起こそうとしている。
でも、力が足りない。
そこで、一緒に取り組む仲間を探している。
募集要項
正社員
詳細については、「こちら」を参照ください。
地域おこし協力隊
詳細については、「こちら」を参照ください。
仕事内容
中心となるのは、旅行ブランド御浜Bluesの商品企画開発・ガイドです。
御浜Bluesは「ボクらの日常を旅する」をコンセプトとしたツーリズムみはまのツアーブランド。御浜町の日常を旅することで、訪れた人の日常が少しでも変化するようなことを目指している。現在は「サイクリングツアー」を企画中。プランの骨組みはできており、細部の改善を必要としているところ。
そこで「コースの最適化」「オペレーションの効率化」「ガイディング」といった細部の調整を、一緒に取り組んでいき、リリースをしていきたい。
ツーリズムみはまは、新しく立ち上がった小さな組織だからこそ、一人ひとりが意見を言いやすい。また、頑張った分だけ形になりやすいのも特徴だ。
御浜町のこれまで・御浜町のこれから
江戸時代からみかん栽培が盛んに行われてきた御浜町。戦後は「年中みかんのとれる町」というキャッチコピーのもと、みかん栽培を営んできた。現在では年間20億円を優に上回るまちの主産業として成長。また、マイヤーレモンの国内生産量は9割以上をお隣の紀宝町と占めている。
御浜町のこれからを見据えて、観光に着目したのが、御浜町役場の林さん。御浜町でもっとも山奥に位置する尾呂志地区。ここで育ってきた林さんは、地区の変化していく様子を子どもの頃から見つめ続けてきた。次第に暮らす人が減り、店舗も減少していく中、まちの地域経済を育みたいと考えた。
ツーリズムみはまの取り組みは、“みかん”という3文字からこぼれおちてしまう町の日常を拾い集めることだといえる。そして、音、光、匂い・・・この町の日常は、一つひとつが都会と違う。
たとえば、週末の焚き火。
着火剤は買うのではなく、杉の葉を集めるもの。薪(まき)は、近所の方にもらうみかんの木。思うように火がつかなくて、寒さを味わう日もある。失敗したと思うことも、成功したと思うことも、手間を楽しむ毎日の中で、日常の意味が変化していく。
移住者を中心に、地元をなんとかしたいと立ち上がった人たちがツーリズムみはまに関わり、動き始めている。都会での自分の日常を一休みして、体の芯までこの町の日常に浸している。そして、日常をツアーという形にしようと取り組んでいる。
御浜町の観光への取り組み
一緒に働く人-益田奈央さん
大阪から移住した奈央さん。
地域おこし協力隊として、七里御浜ツーリストインフォメーションセンターでの案内業務に取り組んでいます。2020年6月にオープンした七里御浜ツーリストインフォメーションセンターは、観光案内を行う施設です。三重県伊勢方面や和歌山県の熊野古道からの観光集客を図る目的もあります。また、御浜町をはじめとする三重県、和歌山県、熊野古道のパンフレットを豊富に揃え、広域の案内ができるのも特徴です。
一緒に働く人-辻本安芸さん
「都会を離れて生活してみたかった。でも、仕事もあきらめたくなかった。東京でのキャリアも活かして、地方への転職に踏み切りました」と話すのが辻本安芸(あき)さん。出身は千葉県。移住を機に御浜町を知りました。
ツーリズムみはまでは、マーケティングマネージャーを務めています。前職は外資系ファストフードブランドの広報・SNS担当責任者でした。店頭・オンラインでのブランドコミュニケーションをはじめ、広報全般を担っていました。
安芸さんは、現在KiiCardという地域ポイントカードの運営に取り組んでいます。2021年4月時点の会員は約4700人。約60店舗で利用可能です。このカードが目指すのは、人口減少という課題に直面している御浜町を中心とした紀伊半島における地域経済の維持・育成です。
最後に、安芸さんも関わりながら、東京から移住したクリエイターが独自の視点で御浜町の日常を描いたYouTubeチャンネル「リリカルに田舎暮らし(田舎の日常を旅する)」を紹介します。