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床貼りに襖の張替え!@南伊勢町で移住体験住宅をDIY

南伊勢町に移住体験住宅を作るためのDIYワークショップ。
前回までの庭づくり、内装・壁塗りを終えて、最終回となる第三回ワークショップを開催しました!
今回の主な作業は床貼り&襖の張替えです。

引き続きワークショップの指導をしていただくのは、株式会社On-Coの水谷さんと藤田さん。2日間で洋室の床貼りと和室の襖の張替え、台所スペースの壁に棚付けをする予定。

今回も町内外から参加してくださった方々と一緒にDIYを学びます。これまでのワークショップをネットで見てくれていた参加者さんもいらっしゃいました。

床貼り

まずは、これがメインの作業になると思われる床貼りについて、水谷さんから作業の順番や全体の流れを教えてもらいました。

真っ直ぐでない端の部分の床貼り素人には難しそう…。
はたして本当に2日間で終わるのか??

床板はボンドで貼り付ける方法もありますが、水谷さんからの提案で今回はビスでとめることにしました。この方法だとまた元に戻すこともできるし、修繕もしやすいのだそう。

床板は洋室の雰囲気に合う白っぽい杉板を購入。
左右に溝がついていて、しっかりとハマるようになっています。
床にうまく敷き詰められるように長さを計算し、3種類の長さの板を作ることになりました。

この長さの板をたくさん作り、順番に並べて床に貼っていきます
床板は電動ノコギリを使って切り揃えます。
使用についての注意やコツを丁寧に教えてくれる藤田さん。


大きな音がして、最初はビビります。(笑)
感覚がつかめてくると、効率よく床板を揃えられるようになってきました。

床貼り隊は床材を決められた長さに切るチームと、床に貼っていくチームに分かれました。

奥外で床材を切り、屋内へ渡す連携でスムーズに作業は進みます。


床板の隙間を木の粉をボンドで練って埋めるテクニックも伝授してもらう。

襖の張替え

床貼りを行う間、襖の張替え作業も同時進行しています。

和室の襖は随分古くなっていていたので、壁に合わせて白色に張り替えることにしました。取っ手の部分を外して元の紙を剥がして枠だけにします。

新しい紙に専用の糊をつけて、慎重に貼り合わせ端をカット。
これは一人では難しい作業なので2人以上必要ですね。
しかし、道具さえあれば意外と簡単にできるので、襖の張替えはおススメです。

今回もDIYワークショップ2日間で色んな方が来てくれました

「参加はできひんけど、ちょっと覗きに来てん。」みたいな参加も大歓迎
黙々とした作業になりがちなDIY作業ですが常に賑やかな現場。

地元からは商工会青年部のメンバーがお手伝いに来てくれた

庭づくりを手伝ってくれたないぜしぜん村の山出村長も!みかんの差し入れありがとうございました。

台所のコンクリート壁に棚を付けるワークショップも行いました。
壁に棚を付ける位置を決めて印をして、壁にドリルで穴をあけるのは少し大変でしたが
「こんな場所にも自分たちで棚を付けることができるんだ!」と感動しました。

ワークショップ後半にはインパクトドライバーも使い慣れてきた

台所に調理器具や食器を置く棚が完成しました。

2日間の作業が無事終了

床貼りと襖の張替え作業も終了。和室の傷んでいた畳も新しく替えました。
土壁を漆喰に塗り替え、襖を張替えた全体が明るくなりました。

和室

洋室は天井、壁、家具をペンキで白く塗ったあと床を貼り、可動式の電球を取り付けるとこんなにお洒落な空間に。

洋室

良く見れば、床には隙間があります…でも自分たちでDIYしたんやでええやん!

今回も町内外の参加者さんと一緒に楽しい2日間でした。
参加してくださった皆さん、どうもありがとうございました!

8月から開始した①庭づくり②壁塗り③床貼りと3回のワークショップが終了。
「素人でもできるリノベーション」をテーマに、空き家となっていた平屋の建物がキレイに生まれ変わりました。

DIYワークショップの後、給湯器やトイレなど最終の工事の行い、4月頃には南伊勢町初の「移住おためし住宅」としてご案内をする予定です。

この最高のロケーションで南伊勢の暮らしを体験していただけることを、むすび目Co-workingも楽しみにしています。

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