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十津川村にて地域おこし協力隊を募集します-地域おこし協力隊が、地域おこし協力隊を募集-

「アート、デザイン、ものづくり」×村-自己紹介-

はじめまして。土井麻利江といいます。大阪生まれ・大阪育ちです。2017年3月から奈良県十津川村の地域おこし協力隊へ。3年目を迎える2019年度が、協力隊最後の年になります。

これまでに取り組んできたこと

美大に通い、現代アート作品制作に取り組んできた私は、この2年間で「アート、デザイン、ものづくり」を軸にしたプロジェクトに取り組んできました。

村の自然や歴史、慣習を題材にした村内ワークショップ「TOTSUKAWAxWORKS」、大阪・北加賀屋にある Fablab との共同イベント「FABLAB TOTSUKAWA」、十津川産木材を活用したアクセサリー・日用品の商品開発「somano」。

TOTSUKAWAxWORKS

また大学時代から行ってきた現代アート作品制作も続け、年に一回村内の旧小学校で作品展示も行っています。

2019年度のこと

2019年度は新たに奈良、和歌山、三重の3県をまたぐ瀞峡を軸に、「さらに芸術文化に特化した事業」「インバウンド事業」に広げていこうと考えています。その軸となる活動がBORDERSです。

私と一緒に次のような活動を一緒に創っていける方を-地域おこし協力隊募集-

現在十津川村は、地域おこし協力隊を2名募集中です。そこで、私と一緒にBORDERSをはじめ、瀞峡を軸に、「さらに芸術文化に特化した事業」「インバウンド事業」を広げていける方を募集します。

なかったものを作り上げていく楽しさ-誰を募集するのか

募集したいのは、プロジェクトを一緒に創っていく方です。アシスタントとか、パートナーとかそういったことではありません。

もともとなかったものを作り上げていく楽しさを共有できる方が十津川村という同じ地域で働いている。活動分野や最終的な目標は違っても、その自立心の妨げにならない程度に、サポートしたい・されたいと考えています。

十津川村と北海道・新十津川町で行ったワークショップ

私にできるサポート

somano

とはいえ、十津川村での生活と仕事にはわからないことの連続でしょう。そこで、次のようなサポートをしていきます。

<村のこと>

・村内案内/村内の人紹介(生産者、新しいことに協力的な方)/地域おこし協力隊制度の有効な活用方法

<制作のこと>

・絵を描くこと/デザイン業務のお手伝い(adobe Illustrator、Photoshop、Muse使用)/企画書作成/アイデア出し/ちょっとした木工作業/村内の材料あつめ

必要に応じて一緒に考え、学び、創ります。

そもそもどうして地方へ行くのか-募集に至った経緯-

さて、最後にどうして地域おこし協力隊である私が、地域おこし協力隊を募集するのか。経緯をお話します。

私は自分の興味関心に近しい「アート、デザイン、ものづくり」軸で幅広く活動させていただいてます。ですが、十津川村へ来た当初は、全く異なる募集内容が出されていたのです。ネットなんかでよく見る「地域おこし協力隊あるある(?)」で、諸事情により最初の募集内容と現在の活動が全く異なります。

「どうしても許せないこと」ももちろんあるんですけどね、最初の募集内容がなくなったことで、かえって活動の幅は大きく広がったとも言えます。

指示待ちだけじゃもったいない

地方で活動するって色々理不尽な話も見たり、聞いたりしますね。それでも、その土地の事柄を軸に、本来の目的を常に据えながら、行動していけば自ずと糸口が出来上がってくるように思います。不確かさの中で、試行錯誤を重ね、自分自身に着実に価値が蓄積されていくような経験ができたらと思います。

いや、村内にコンビニが一軒もなく、最寄駅から車で1時間半もかかる山中の村で、すでに結果が見えていることを、誰かから指示された通りに行うのはもったいないと思います。

そういうのは、都会のもっと利便性が整った場所でいくらでもやれますから。

FABLAB TOTSUKAWA

日本中、世界中ここでしか出来ないようなこと-十津川村の特徴

一方、十津川村で2年間生活する中、大阪生まれ・大阪育ちでは培われることがなかった自然に対する未開拓の感性が刺激されていくことの面白さも感じてきました。

日本一大きい村であることや、急峻な山を切り開いて築かれてきた暮らし、どこの藩にも属さなかった十津川郷士の独立自尊の精神。日本中、世界中ここでしか出来ないようなことが生まれるポテンシャルを十津川村は持っているように思います。

大阪・天王寺で行われた「十津川村公園」でのワークショップ

しかし残念ながら、新しいこと、村にまだ存在しないことに積極的にトライしてみようという若い人々はとてもとても少ないのです。共通する意識の人々にピンポイントで接触し、協力しあえる方法を模索して、地域おこし協力隊である私が、地域おこし協力隊を募集してみます。

十津川村役場の紹介ページはこちらから

この記事の中で全てが伝わるとは思っていません。気になった方は、気軽に問い合わせてみてください。土井が色々とお話できたらと思います。

ライター・プロフィール

土井麻利江(どいまりえ)大阪生まれ・大阪育ち。美大に通い、現代アート作品制作に取り組んだのち、2017年3月から十津川村の地域おこし協力隊に。ポートフォリオサイト

 

<-Kiiからのごていあん-土井さんに会ってみよう>

土井さんとは、下北山村の友人を介して出会いました。自己紹介もおいて、2時間ぐらい「BORDERS」の企画を聞かせてもらいました(笑)。大学を卒業して最初のステップとして十津川村へ飛び込んだ土井さんからは、なんというか、ただならぬ意気込みを感じたのです。「いや、この人は本気だ」と直感しました。まだまだ荒削りな印象はあって当然、それを上回る熱意と行動力を感じました。そんな土井さんと次にお会いした時、「地域おこし協力隊が、地域おこし協力隊を募集してみませんか」とご提案しました。きっと大変な募集ですが、一度土井さんに会ってみてほしい。

<-Kiiからのごていあん-地域のみなさん、記事掲載をしてみませんか>

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