南伊勢暮らし(祭り・行事編)part2
南伊勢町の代表的な祭り・行事を紹介します。
今回は第二弾です!
浅間祭(せんげんさい)(6〜7月)
南伊勢町には38の集落がありますが、そのうち30の集落に浅間山(せんげんさん)があります。これは富士山信仰で、集落の高い場所を富士に見立て、富士浅間大社の女神・木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)を祀っています。集落によっては大日如来を祀っている場合もあります。
かつては各集落で年に一度、浅間祭が執り行われていましたが、高齢化などを理由にその数は年々減少しています。
阿曽浦(あそうら)
村山(むらやま)
切原(きりはら)
古和浦(こわうら)
方座浦(ほうざうら)
竈方祭(かまがたさい)
南伊勢町には8つの竈方集落がありました。これらは平家の落人が築いた集落で、入江の奥で畑に海水を撒いて塩作りをしていました。この際に使う塩竈が、名前の由来となっています。
江戸時代に赤崎竈は津波で廃村になりましたが、その他7つの集落は今なお残っています。2年に1度、大方竈にある八カ竈八幡神社で竈方祭が執り行われます。自分たちが平家の落人であることを証明する系図、土地の権利書を確認して、再び封印します。
竈方プロジェクト 抜穂祭(ぬいぼさい)
竈方集落の塩作りは、残念ながら途絶えてしまっています。竈方の復興のため現在、新桑竈(さらくわがま)で塩作り、道行竈で耕作放棄地を活用した日本酒(酒米)作りが行われています。
以下は、道行竈の抜穂祭の風景です。
その他の祭り
ここまでで紹介した祭り以外にも様々な祭りがあるので、一挙公開します!
いかがだったでしょうか?
南伊勢町には数多くの祭りがあります。実際に町民になれば、見るだけではなく実際に参加することだってできます。
祭りを通して南伊勢町の魅力を感じてみましょう!