わたしが仕事を辞めた日。ポジティブ無職のススメvol.2-1
「あ、わたし仕事辞めよう。」
5月のとある日だった。上司にひどく叱られたとか、仕事に興味が持てなくなったとか、決定的な“何か”があったわけではない。強いて言えば、残業と休日出勤が長く続いていた。
今までも何度も辞めようと思ったことはあった。けど、時間をおいたら自分が揺らぐのはわかっていた。幾度か波が押し寄せて、凪に戻る。でもまた波はやってくる。
だから、辞めることにした。
正確には、“仕事を辞める”と決めたのではなくて、“仕事を辞めると決めた”ことにした。 そんな私は5月に決意してから、12月に退職しました。仕事を辞めようと思ってるけど漠然と不安がある人に、すこしでもこれからのことをイメージしてもらえたらと思ってわたし自身のことを書きます。
わたしが辞めると決めてから
やりたいことリスト
「辞めたらどうする?」
仕事を辞めたらきちんと休もう。したいことをしよう。しばらく働かない選択肢を取ることにしたわたしは、貯金をはじめました。辞めるまでの退職準備期間は、辞めてからの「やりたいことリスト」をひたすら考えました。
お金のこと
次に、お金のこと。失業状態でやりたいことを叶えるために不安要素を取り除いておきたかったんです。働いていてもいなくても、あたりまえにお金はかかります。生活費、そして年金や税金。日本で生きるために、自分の生活費がいくら必要なのかを計算しました。
国民年金
「扶養のない単身で無職」のわたしの場合は免除申請ができました。免除すると払っていない分だけもらえる金額は減るそうですが、追納も可能です。ハローワークで失業申請の承認を受けてから市役所に行って手続きをします。これは難しくないです。
健康保険
健康保険は高額。無職でも安くなったりはしません。つらい。2つの方法を比べて安い方に入ればいいと思います。国民健康保険料を計算するサイトが色々あるので、試してみてくださいね。
1.会社で入っている健康保険の任意継続
目安として、退職から2年間は継続可能。ただし、会社負担分がなくなるので金額が高額になります。
2.国民健康保険に加入する
ちなみにわたしは2.でした。この場合、「今まで入っていた保険の資格喪失証明書(会社が発行します)」「身分証明のできるもの」をもって市役所で手続きをします。これは難しくないです。
住民税
住民税は前年の収入により金額が決まります。つまり、無職でも安くなったりはしません。こわい。
(市区町村によっては、減免になる場合もありますので、問い合わせてみてください)
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プロフィール
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