川西町はじまるマルシェのひとvol.8 北村さん/奈良県川西町
「ぼくが子どものころは、川西小学校も田んぼだったんですよ」
ガタンゴトンと近鉄電車が通り抜け、線路向こうには、京奈和自動車道が見える北村さんの畑。
週に1度は京奈和自動車道を車で走るけれど、その「ふもと」の生活を想像したことはなかったなあ…と思いながら、どんな作物が植わっているかうかがう。
野菜類はネギ、白菜、大根、菜の花、二十日大根など。果樹もある。ブルーベリー、イヨカン、キンカン、ユスラウメ、カキ。
そして畑に植わっている「これ」はなんだろう?と首を傾げていたら。
「ハーブです。名前は、カミーレ。風邪のひき始めに、お茶に入れて飲むといいんです。ミントやローズマリーも植えていますよ」。
ふもとにある暮らしを知れたら、もっと京奈和自動車道での移動が楽しくなるのかな、なんて思う。